優しいアガセたちへ。
この記事は、GOT7へのメッセージというよりも、GOT7を愛するアガセたちに宛てて書いたものです。
私はあまり「民度」という言葉でファンダムを測ることが好きではありませんが、そんな私でも自信を持って言えることがあります。本当にびっくりするほど、アガセというファンダムは「民度」が高い。
GOT7の歴史の中には、どうしても胸に落ちないような出来事だってたくさんありました。詳しい言及は避けますが、「いったいどうして？」と叫びたくなるような試練がいくつもあったはずです。
けれどアガセは、そんな時でもいつも冷静でした。初めは悲しみや怒りに満ちていたタイムラインも、次第に「悲しいけれど、前向きに考えよう」と励まし合う流れに変わっていきました。そして「みんなGOT7を見て笑顔になろう！」と面白動画をRTしたりして、気づけばいつもの楽しげなタイムラインに戻っているのでした。
そんなアガセたちを、新米ファンの私はいつも尊敬していました。明るくて優しいファンダムを作り上げ、そして維持しようとするアガセたちの姿に憧れていました。
2020年末にGOT7の再契約問題がささやかれ始めたときも、アガセたちの姿勢は変わりませんでした。動揺が広がる中、「公式発表を待とう」「彼らの選択を応援しよう」と声を掛け合い、必要以上に騒ぎが広まることを抑えようとしていました。
そしてきょう1月10日、薄々感じていた予感は現実のものとなり。GOT7のメンバーたちがそれぞれ別の事務所へと移ること、今までどおりのグループ活動が難しくなるであろうことが報道されました。
ファンダムは一瞬にして絶望の淵に突き落とされました。それでも今、「#GOT7FOREVER」のハッシュタグを覗いてみれば、GOT7への愛や感謝が溢れています。「今までありがとう」「寂しいけど応援するよ」「それぞれの道で輝いてね」…………アガセは、本当に優しいのです。
だけど私は、そんな優しいアガセのみんなに言いたいことがあります。
みんな。こんな時ぐらい、泣いたっていいんだよ。って。
アガセというファンダム名には「ひな鳥」という意味があります。
私たちひな鳥にとって、GOT7は。
毎日養ってくれる親鳥であり、
寒さから守ってくれる暖かい巣であり、
疲れたときには羽を休められる止まり木であり、
そしてどこまでも広がる大空でした。
そんな大切な存在が、突然目の前からいなくなってしまうのですから、寂しくて当たり前です。涙が止まらなくなって当然です。
(解散や引退でない以上、「いなくなってしまう」という書き方はあまり適切ではないかもしれませんが、アガセたちの受けた衝撃を表すためにこのように書きました。ご容赦ください。)
「本人たちが選んだ道だから」
「芸能界からいなくなるわけじゃないから」
「不仲で分裂したわけじゃないから」
「怪我や病気で引退するわけじゃないから」
全部、その通りです。だけどそれは、『アガセが悲しむべきではない理由』にはなりません。
いつも優しいアガセだからこそ、いつも元気で明るくあろうとするアガセだからこそ、今日ぐらい後ろ向きになったっていいんです。声を上げて泣いたっていいんです。前向きになるのは、ゆっくり悲しみと向き合ってからでも遅くないから。
お前に言われなくたってもう泣いてるわ、というアガセ。いまは泣いてる場合じゃない、というアガセ。泣きたいけれど泣けないんだ、というアガセ。いろんなアガセがいると思います。でもみんな、GOT7を愛しGOT7に愛された大切なアガセであることに変わりはありません。
アガセのみなさん。心の喪失感とゆっくり向き合って、また前を向ける日が来たなら、そのときは一緒に叫びましょう。
「GOT7はいいぞ！」
ってね。
GOT7推し曲シリーズ① I Mean It
GOT7がカムバしましたね！！！！！
ニューアルバム、どの曲もGOT7らしい透明感と大人っぽさがあって最高なのですが、中でも私に刺さったこの曲をご紹介します。
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タイトルは「I Mean It」。直訳だと「私はそれを意味する」ですが、「(冗談ではなく)本気で言ってるんだ！」という意味で使う表現だそうです。
(※引用している歌詞は私がPapago先生を頼りに訳したものです。明らかな間違いがあればそっと教えてください)
なんて言おうかな
いま君に向かうこの心
眠れない夜
Phoneばかり Upside down
この曲は珍しくマークパートから始まります。マークの声はラップだとかっこいいんですが、メロディラインを歌うとちょっとあどけなくて可愛いんですよね～。自分の気持ちをどう言葉にしていいかわからず「なんて言おうかな」と迷っている様子が伝わってきます。
この後お決まりの「Double B～」が入ってベンベンパート。
好きとか嫌いとかそういうことが
なかった僕が変わっていく Babe
今すぐ駆けていって
君を抱きしめて言うよ
さっきのマークパートでは「PhoneばかりUpside down」と、スマホ片手に言おうか言うまいか……とためらっていた主人公。それが「今すぐ駆けていって 君を抱きしめて言うよ」とより積極的になっています。
そしてここからサビに入ります。
So when I say it’s love
I mean it, I mean it
愛というWord
I’m in it, I’m in it
僕には他の言葉なんていらない
Girl it’s only you, only you
「when I say it's love」→「I mean it」。日本語にするならば「僕が『これは愛なんだ』と言うとき、それは本気で言ってるんだ」ということですね。もしかしたら自分の気持ちを信じてもらえないかも……という不安を振り切って、「僕は本気なんだよ」とストレートに伝えているのがグッときます。
その後の「I'm in it」は「I mean it」と似た発音を使った表現ですね。ではこの「it」は何なのかといえば、その前の「愛というWord」──つまり「I'm in love」、恋に落ちているということでしょう。
次は2番です。
僕の日記帳
たくさんのPages
僕を書かせたのは
その理由はYou
ここの歌詞はやはり名曲「PAGE」を思い出させますね～。PAGEを書いたJBさんが歌っているのでなおさらです。
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だけど君の前に立つと
全部消えてしまうんだ
Oh この気持ちは
たくさんの詩や文章じゃなく
一言でも完璧なんだ
ここで歌詞の方向性が変わります。「君」のことを考えて何ページも日記をつけていた主人公でしたが、自分の気持ちを言い表すには一言で十分なんだ、という結論に至りましたね。
So when I say it’s love
I mean it, I mean it
愛というWord
I’m in it, I’m in it
僕には他の言葉なんていらない
Girl it’s only you, only you
ここで再びサビです。1番と歌詞は同じですが、先ほどの歌詞を踏まえると「僕には他の言葉なんていらない」という歌詞がより強いメッセージに感じられますね。
君は僕が息をする意味なんだ
Girl it’s only you, only you
そしてこの曲を締め括るのは、今回のアルバムのキーワード「息」です。「I Mean It」はメンバーが作った曲ではありませんが、きちんとテーマが一貫していて統一感のあるアルバムになっているなあと思います。
歌詞の考察をメインに書きましたが、心が弾むような明るい曲調も魅力的なのでぜひ聴いてください。絶対これコンサートでやったら楽しい。花道を飛び跳ねるメンバーたちがありありと目に浮かびます。
今回はGOT7の推し曲を紹介しました。SUPER JUNIOR推し曲シリーズもまだまだたくさんあるので、並行して書いていきたいと思います。
ではまた。
SJ推し曲シリーズ② Oops!!
SJ推し曲シリーズ、第2弾はこちら。
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第5集「Mr.Simple」のリパケverに収録されている「Oops!!」です。公式のライブ映像があったので貼っておきました。
この歌はf(x)というガールズグループとのコラボ曲です。同じ事務所なだけあって仲がよく、ステージでも楽しそうにじゃれ合う姿が見られます。歌唱メンバーはウニョク、ドンヘ、シンドン、イトゥク、ヒチョル(映像出演)。
この曲を初めて聴いた時の感想は「なんでこんな面白い曲あるって誰も教えてくれなかったの！？」でした(謎の責任転嫁)
どんな歌詞かというと、スジュのお兄さんたちが延々とホラを吹き続け、それをf(x)の美女たちがバッサバッサと斬っていくんです。もう面白そうでしょ？
(※載せている日本語歌詞は、Papago先生やGoogle先生、既に訳してくださっている方のブログなどを参考にして訳したものです。参考程度にご覧ください)
冒頭の歌詞はこんな感じ。
ホラを吹くにもほどがあるわ この子を見て
誰かあの子たちのホラを止めてよ
また始まったわね 口を開けば手がつけられない
(Stop it) Oops! Oops!
(They’re sayin’) Oops! Oops!
ここはf(x)のパートです。ウソつき集団のスジュに手を焼いているお姉様、って感じですね。まあf(x)のほうが年下なんだけど……
次はウニョクちゃんのパートです。
さあ始まりますよ 拍手お願いします
誰が何と言おうとビジュアルは上位1% No.1で
これが「大嘘」扱いなのがせつねぇですが、当時のウニョクちゃんは今にもまして不細工扱いされていたみたいですからね……
TVに出るとなれば少女たちは本番死守
「見てるかぁ？チェシウォン」
顔面ランキング殿堂入りでおなじみのシウォンさんを挑発。お前には負けねえぞ！ってことですね。ちなみに上に貼ったライブ映像(スパショ4)では、ここで本物のチェシウォンが登場します。歌唱メンバーの(やべっご本人来ちゃった……)みたいな慌て方がかわいい。
お次はドンヘパート。
俺が乗る車は 君たちが羨むスーパーカー
俺の家はラスベガス L.A. ハリウッド
ハワイ モルディブ ドバイまでも
飛行機がなくたって行ったり来たり
なんでかは知らないけど
俺の車は空を飛ぶんだ Fly to the Sky
「車」をテーマにセレブらしさをアピールするドンヘ。ライブではサングラスまでかけてキメています。最後の行はもしかすると事務所の大先輩であるFly to the Skyを意識してるのかな？
バレットパーキング頼んだよ Hey~! Mr. Simple
「バレットパーキング」はホテルやレストランの従業員が代わりに駐車してくれるサービスのことだそうです。ちゃんと最後にMr.Simpleの宣伝もしていますね。
シンドンパートはいちばん「王道の自慢話」という感じです。
ナビを持ってきなよ 必要になるだろうからね
俺の家には迷子探しのポスターもあるんだぜ
迷子になるくらい広い家ってどんなサイズなんだ……。
これは恐竜の革のジャンパー
苦労して手に入れたんだ
いま通り過ぎたのはペットのチーターだよ
あの子はシーザーって名前なんだ
うちのママのチンパンジー
広い家は広い家でも、タワマンとかではなくだいぶ野性的な立地のようですね。「うちのママのチンパンジー」のところではウニョクちゃんがチンパンジーの顔真似をしています。ビジュアルNo.1なんじゃなかったの？
イトゥクさんは「大統領」キャラです。
俺が言えば俺の言った通りに
世界が何もかも変わるんだ 新しく
1たす1は3
1ひく1は100だから
白人が黒人に変わり
黒人が黄色人種に変わるから
だいぶコンプラに引っかかりそうな歌詞ですが、「100だから」と「白人が」が同じ発音だというだけなので、あんまり深い意味はなさそう。
俺こそが少女たちの大統領 イトゥク!!
ド新規なのであまり詳しくないのですが、「少女たちの大統領」はかつてのあだ名(というか自称)とのこと。この歌詞のあとに「😝」みたいな顔をしてるのがかわいい。
さて、この歌のラスボス・ヒチョル様の登場です。
(ヒニム 2 years 行ってくるよ)
宇宙大スターの見栄 ホラ 嘘 始まるぜ
俺ほどのピノキオは絶対いないな マジで
「2 years 行ってくるよ」は兵役のことですね。この曲が世に出る頃にはすでに招集されていたようで、ライブでは映像のみの出演になっています。ヒチョルパートが始まると、ほかのメンバーはモニターの方を向いて敬礼するのがお決まり。
花のような見た目 魅惑的な俺の姿
女の顔なんて見ない 俺の方が美しいからな
仰る通りでございます。
月水金は君が俺のオンナ
火木土はあの子が俺のオンナ
「オッパ、私も連れてって」
日曜日はOK？ああ、了解
君は俺のタイプなグラマラス
悪い男ですねぇ～～～。「ああ、了解(クレ、アラッソ)」と「グラマラス」の韻の踏み方が大好きでそこばっかり聴いてしまいます。
すがりつく子はアンパン ジャムがないだろ
俺の性格は ピクニックに出かける時
お弁当を必ず持っていく
ここの歌詞がめちゃくちゃ面白いんですよ。パッと見「何の話？？？」ってなりますが、実は言葉遊びなんです。
アンパンにジャムが入っていないのは当たり前ですが、「ジャムがないだろ(ジェミオプチ)」は「面白くないだろ(ジェミオプチ)」と同音。つまり「すがりついてくる子は面白くない、興味ない」ってことですね。
さらに「お弁当を必ず持っていく」は「サガジ」という発音で終わるんですが、「サガジ」は「礼儀知らず」という悪口でもあります。家庭的な男と見せかけて、壮大な皮肉になってるんですね。
何が面白いって、この後シンドンがすました顔で放つ
ヒョンのは嘘じゃないじゃん
というフレーズ。「嘘」がコンセプトの歌なのに、ヒチョルの話は嘘じゃないじゃん、とバッサリ。年功序列？何それおいしいの？と言わんばかりの切れ味です（本人がライブにいないからかもしれませんが……）
お兄さんたちの話ばかり書きましたが、これに淡々と突っ込んでくれるf(x)ちゃんたちも魅力的でいい味を出してます。コラボ曲なのでもう生では見られなさそうなのが残念ですが、とにかく歌詞が面白くて韻の踏み方も気持ちいいので、ぜひ聴いてみてください。
ではまた。
SJ推し曲シリーズ① One Fine Spring Day
いや～15周年ペンミ、最高でしたね。ペンミというよりほぼスパショでしたけど。10曲以上歌うペンミって何？？？？？
ファン歴半年のひよっこELFである私は、お兄さんたちと共に歴史を振り返るコーナーを見ながら思いました。「私、過去の曲ぜんぜん知らないのでは……？」と。
というわけで過去のアルバムを順番に聴いている最中なのですが、「いや名曲の宝石箱やん……」と思わず彦摩呂になってしまうくらい名曲しかない。どうしてもこの感動を文字に残しておきたかったので、覚え書きとして記事にしました。たぶんそのうちシリーズ化すると思います。
そんなわけで栄えある1曲目は、第4集収録のリョウクソロ「One Fine Spring Day」。初っ端からソロ曲ですみません。でもどうしても書きたかったので……。
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この曲はなんといってもサビの「아주 멀리, 아주 멀리 」の伸びが一級品。高音なのにキンキンしなくて、それでいて強く訴えかけてくるような……聴くたびに胸がぎゅっと切なくなります。
もしも何かの間違いでKPOPアイドルに生まれ変われるなら迷いなくリョウクちゃんを選びたいくらい、リョウクちゃんの歌声が好きなんですよね。こんな綺麗に高音出せたら気持ちいいんだろうなぁ～～～。
音楽についてはあまり詳しくないので、コード進行や音作りについてきちんと評価できないのが歯がゆいですが、後ろのシンプルなピアノの音がリョウクちゃんの美声を引き立てていて、耳に心地よい仕上がりになっているなぁと思います。
さて、本題はここからです。私は歌詞考察大好きオタクなので、Papago先生やGoogle先生と首っ引きでがんばって訳しました。(明らかな間違いがあったらそっと教えてください)
出だしの歌詞はこんな感じです。
あの日のように 暖かい風が吹いて
君が愛した植木鉢には 花が咲いて
いつの間にか また春の日が来ても
まだ僕は 深い冬の眠りについていたい
「君が愛した植木鉢」というのだから、「君」とは同じ部屋に住んでいたのだろうと想像できます。暖かい風が吹いて花が咲く春の日、けれど「僕」はそれに心を躍らせるのではなく、「深い冬の眠りについていたい」。その理由はこのあとのサビを聞くと見えてきます。
はるか遠く はるか遠くに 君がいるのでしょうか
ほんとうは僕 毎日君のことが恋しいのに
とても小さな とても小さな ささいなことにも
毎日 君を思い出す
これが一番のサビです。「君」とはもう一緒ではなく、遠く離れてしまったことがわかります。とても春の陽気に浮かれる気分にはなれないわけですね。ここまではごく一般的な別れの曲ともいえるでしょう。
では、二番の歌詞も見てみましょう。
部屋いっぱいに残って 慰めてくれた
君の香りが花の中に散って
いつか感じられなくなってしまいそうで
君がいた空気さえも 留めておきたい
「僕」の部屋にまだ「君」の香りが残っているということは、「君」が部屋を去ってからあまり時間が経っていないのかもしれません。その香りが花の香りでかき消されてしまうのでは、と恐れているんですね。「君」との思い出が詰まった植木鉢の花さえも、「君がいた空気」を消してしまう邪魔者に見えている。居なくなった「君」への強い執着が感じられる歌詞です。
一日が何ヶ月になって
いつかは僕の心にも
今日のような新しい春が来るはずなのに
ここがCメロの歌詞です。「一日が何ヶ月になって」とあるので、別れからもう数ヶ月がたっていることがうかがえます。数ヶ月もたてば空気の中の香りは消えているでしょうが、衣服やクッションなど布製のものにはまだ香りが残っているかもしれません。
「君の香り」を詩的な表現ととらえるか、鼻で感じる本当の香りととらえるかは自由ですが、花を引き合いに出しているあたり、後者のことを言っているのではないかと解釈しました。
はるか遠い はるか遠い 遠い所にいるんですね
君の毎日は春の日だと信じて
ずっと先の日 ずっと先の日 君が僕に会ったなら
「いつも一緒にいたよ」と言ってね
さて、問題はここです。「『いつも一緒にいたよ』と言ってね」って、なんだか違和感がありませんか？もし相手がただの別れた恋人なら、「いつも一緒にいたよ」という台詞は成立しないはずです。だって「僕」と「君」はもう一緒にはいないのですから。
物理的に同じ空間にいないのに、「きっと〇〇さんも見てくれていることでしょう」と言うことがありますね。そう、〇〇さんが既にこの世の人ではない場合です。
先ほど、「君」が居なくなってからもう何ヶ月もたつのに、まだ部屋に香りが残っているという話をしました。つまりこの部屋にはまだ「君」の持ち物が残っているのではないでしょうか？
「君」が自発的に部屋を去ったのなら、自分の持ち物をまとめて出ていくのが自然です。そうではなく、「君」だけが居なくなってしまった──つまり、亡くなってしまったと考えるとしっくりきます。そう考えると「はるか遠い所にいるんですね」という歌詞がいっそう泣ける……。
春が来ても「深い冬の眠りについていたい」けれど、「君の毎日」は「春の日」であってほしい。そんな対比も切なさをいっそう引き立てます。
特定の香りが、それと結びつく記憶を呼び起こすことを「プルースト効果」というのだそうです。もう「君」に会うことも、触れることも、声を聞くこともできない「僕」にとって、香りが唯一「君」を思い出すよすがだったのでしょう。けれど香りはいつか消えてしまうから、やっぱり本人からの「いつも一緒にいたよ」という言葉が聞きたいんですね。うう……切ねえ……。
おかしいな、ツイートの延長でサクッと書くつもりだったのに2000字を超えている……。書いているうちにどんどん解釈が生えてきてしまうんですよね。こんな感じでつらつら書いていきますので、お暇な方は今後もお付き合いくだされば幸いです。
ではまた。
第一回スジュに歌ってほしい曲選手権
「推しアイドル」×「推し曲」＝最高
というわけで、タイトル通り「スジュに歌ってほしい曲選手権」を（勝手に）開催します。
私が好きな曲をお兄さんたちに歌ってもらってニコニコしようという、私だけが楽しい企画です。よろしくお願いします。
【注意】
・私の趣味です
・女性ボーカル有
・原曲のアーティストが被らないように選びましたが、全体的に選曲が偏っています
・私の趣味です
メンバーの並びは年齢と逆順になっています。それでは、紹介していきましょう。
【キュヒョン】愛してる/高鈴
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バラーダーのギュにはやっぱり王道バラードでしょう、ということでこちらの曲。『続夏目友人帳』というアニメのED曲です。（といってもこのアニメを見たことはないのですが……）柔らかくて優しいボーカルがキュヒョンの声質によくマッチすること請け合いです。
ねぇ もう少しだけ
もう少しだけ聞いていてほしい
ねぇ もう少しだけ
もう少しだけわがままいいですか？
ここの歌詞が泣けるんだ……。ブラックマンネと呼ばれつつも、何だかんだヒョンたちを立てているギュらしさが出ているような気がします。
【リョウク】Automatic/宇多田ヒカル
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言わずと知れた名曲。リョウクちゃんなら高音域も綺麗に出せるはず！という信頼をこめて選びました。
七回目のベルで受話器を取った君
名前を言わなくても声ですぐ分かってくれる
唇から自然とこぼれ落ちるメロディー
でも言葉を失った瞬間が一番幸せ
この ちょっと乙女な歌詞も、リョウクちゃんなら歌いこなしてくれることでしょう。レコーディング室でヘッドフォンに手を当てて左右に揺れながら歌う姿が目に浮かぶようです。リョジトでのカバー待ってるよ！！！
【シウォン】Marshmallow day/Mr.Children
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「マシュマロ・デイ」というタイトルの通り、甘々のラブソングです。この曲はドンヘと迷ったのですが、本家映像の桜井さんのパフォーマンスがあまりにもシウォンさんに似合いそうなので選びました。
注意深く そして狂おしく
君の感触を噛み締めよう
Everything is a taste of you
ライブ映像の1:15～あたりを見ていただければわかるのですが、「Everything is a taste of you」の「you」だけをわざと口パクで歌っています。そこの桜井さんの顔がめちゃくちゃシウォンさんなんですよ。ぜひ確認してみてください。
【ドンヘ】Boyfriend/Justin Bieber
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"If I was your boyfriend"
これをドンヘに歌われて落ちない女はいないでしょう。本家はわりと早口なので、少しテンポを落としてバラード風に弾き語りしていただけると全私が喜びます。
If I was your boyfriend, never let you go
Keep you on my arm girl, you’d never be alone
I can be a gentleman, anything you want
If I was your boyfriend, I’d never let you go, I’d never let you go
ちなみにドンヘさんは数年前にジャスティンビーバーの「Love Yourself」を弾き語りしていたので、これが一番実現の可能性が高いかもしれません。
【ウニョク】T.A.B.O.O/櫻井翔
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（56:02~に収録されています）
急に性癖を全開にしてすみません。だって見たいんだもの！！！！！歌詞はどこをどう切っても18禁なので載せませんが、まあDear Twoとかいう性癖詰め合わせ曲やってるくらいだしきっとこれもこなせるはず。ちなみに、
・ラッパー
・MCができる
・料理ができない
イヒョクチェ
・ラッパー
・MCができる
・料理ができない
………………カバーするしかないね。うん。
【シンドン】いいんですか？/RADWIMPS
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大好物はね 鳥の唐揚げ
更に言えばうちのおかんが作る鳥のアンかけ
でもどれも勝てない お前にゃ敵わない
お前がおかずならば俺はどんぶりで50杯は軽くご飯おかわりできるよ
冒頭からシンドン節全開ですね。「どんぶりで50杯」にもかなり信憑性が出てきます。そんな食いしん坊らしい歌詞でちょっとふざけつつ、
いいんですか いいんですか
こんなに人を好きになっていいんですか？
いいんですよ いいんですよ
あなたが選んだ人ならば
ちゃんとまっすぐに愛を歌っているところも魅力です。
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ポルノグラフィティ独特のハスキーな声質、絶対イェソンさんに似合うと思うんですよね……。ラテン系コンセプトが似合うのはLo SientoやOtra Vezで証明済みですし、ぜひカバーしてほしいです。
舞台の真ん中に躍り出るほどの
役どころじゃないと自分がわかっている
この歌詞がかつての不遇の兄さんに重なって胸がギュッとなります。
悲しい花つける前に
小さな芽を摘んでほしい
ここは絶対「悲しい花ちゅける前に」って発音していてほしい。
【ヒチョル】喧嘩上等/東京事変
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これが書きたくてこの記事書いたまである。「喧嘩上等」というタイトルからお察しかもしれませんが、洒落たメロディに乗せてありとあらゆる罵詈雑言を吐く歌です。しかも英語で。
Silence, naughty, fussy!
I am really sick of you.
And I hate you.
「黙れようるせえな」「お前にはもううんざりだよ」「大嫌い」と清々しいまでの喧嘩腰。ちょっと若い頃の尖ったヒチョルニムに歌ってほしくないですか？肩まで黒髪を伸ばして、目元と唇に紅を差してくれたらさらに最高ですね。
【イトゥク】私とワルツを/鬼束ちひろ
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優しいものは とても怖いから
泣いてしまう 貴方は優しいから
誰にも傷か付かないようにと
ひとりでなんて踊らないで
どうか私とワルツを
こんなの歌われたらハンカチが何枚あっても足りない……。イトゥクさんに歌ってほしいとは書きましたが、どちらかというと「貴方」とイトゥクさんを重ねるイメージですね。ドームの真ん中でひとりスポットライトを浴びながら歌ってほしい。泣きながらペンライト振るので。
ここに載せたのは一番のサビですが、二番のサビはこれに輪をかけてしんどいので是非フルで聴いてみてください。
【全員】Miracle/GOT7
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いよいよ本当に私が楽しいだけのコーナーになってまいりました。スジュのMiracleと曲名被っててややこしいですが、まったく別の曲なのでご注意を。ただ、歌詞は「暗闇にいた僕を君という光が照らしてくれた」という内容なので、スジュのMiracleと若干似ています。
このMVのコンセプトを言葉で説明するのはめちゃくちゃ難しいのですが、ざっくりいうと「紳士なお兄さんたちが幼い少女をやさしく助けてあげる歌」です。ね？スジュのお兄さんたちに似合いそうでしょ？
以上、私の趣味を爆発させた10曲をお届けしました。1曲でもお気に召したものがあれば幸いです。
趣味が一致した方はぜひ教えてください。「いやいやこの曲でしょ」というおすすめがある方もぜひ教えてください。よろしくお願いします。
カムバ楽しみですね！！！！！！！！！！！！！
沼を広げるつもりはなかったんです。本当なんですって。（20代 女性）
「KPOPは推しグループひとつで十分！お腹いっぱい！」
一年前の私は、噓偽りなくこう思っていました。
きっとこの記事を読んでくださっている皆さんはこう思ったことでしょう。
それ、なんてフラグ？
この記事は、見事にフラグを回収し、SUPER JUNIORという沼に落ちたひとりのオタクの話です。
敬意をこめてウニョクちゃんのお言葉を貼っておきます。
時はたいして遡らないこと4月上旬。新型のアレがアレしたことにより大層暇を持て余していた私は、ぼんやりとYouTubeのおすすめ欄を眺めていました。（YouTubeのおすすめ欄ってマジで沼の宝庫だから気をつけてください。もうみんな知ってると思うけど）
お、スーパージュニアじゃん。SMのなんか面白そうな先輩グループ。週刊アイドルの司会やってたヒチョルがいるところだよね。
………見てみるか。
と、かなり薄い知識のままこの動画をクリックしました。
いや、編集めっっっっちゃオシャレ！！！！！
すごいんですよ、ちゃんと振り付けに込められた意味が一目でわかるようになってる。テレビを消すところとか、バブルを弓矢で割るところとか。もともと「音ハメ」に弱い私は、見事にこの曲にハマり延々と聴き続けました。
この動画は定点カメラで顔がアップにならないので、もうちょっと顔の見やすいパフォーマンス動画を探して辿り着いたのがこれ。
イントロで二人が顔を近づけるとこ、絶対オタクが沸くポイントだよな～とこの時は冷静な私。（この二人が永遠のシンメことウネであるとはまだ知らない）
推しグループはみんな20代なので、30代のお兄さんたちが圧倒的余裕を見せつけつつわちゃわちゃしている様子がとても新鮮で、（あれ………なんかスジュいいかも………？）とドキドキしたのを覚えています。
完全にSuper Clapに狂わされた私はいろいろな音楽番組の映像を漁り、「金髪ハーフアップのド美人がいる………」とイトゥクさんに吸い寄せられていきました。
いま思い出すとめちゃくちゃ面白いんですけど、イトゥクさんがセンターになるパートで「こんなに美人なのにけっこうやんちゃな声！！！好き！！！」ってときめいた記憶があるんですよ。でも今になってよくよく考えたら、イトゥクさんがセンターってだけで歌ってるのはウニョクちゃんだったんですよね………。”イトゥクとウニョク間違われがち案件”を知った今となっては笑うしかない。ウニョクちゃんマジでごめんね。
さて、次に視聴した曲が………
そう、天下のBlack Suitです。
いやもう、こんなん好きにならないオタクいます？もともと二次元のオタクなのでこういう「スーツ！！！クール！！！大人の余裕！！！」みたいなコンセプトにすこぶる弱くて………
何が衝撃だったって、イェソンさんの髪型です。KPOPといえばやっぱり派手な髪色にかっちりしたスタイリングが定石じゃないですか。こんな伸ばしっぱなしのサラサラ黒髪ってありなの！？もうほぼアニメの世界じゃない！？と釘付けになりました。
このあたりからあまりに一気に動画を見すぎてどれが最初だったか忘れてしまったのですが、同時並行でリターンズやら週刊アイドルやらのバラエティも浴びるように視聴していました。なにせ推しグループがJYPの誇る芸人ことGOT7なので、スジュのとっちらかりぶりを好きにならないわけがなかった。そしてSuper Clapのときの金髪ハーフアップド美人は喋るとだいぶ残念なお兄さんだということもわかり、ますます好きになっていきました。
ただこの時点では「お勉強中」という感じで、まだ「スジュ愛してる！！！！！」の域には達していませんでした。そんな私の頭をぶん殴って沼に引きずり込んだのが………
イェソン兄さんでした。
30代男性がこんなにかわいい曲を歌うことある？？？？ピンク髪だよ？？？？キュートすぎない？？？？とキレながらいそいそとアップルミュージックでPink Magicのアルバムをダウンロードしました。
しかし真の刺客はタイトル曲ではなく、6曲目の「Wish」でした。どんな曲かというと、「まだ見ぬ運命の人に宛てたラブソング」なんですよ。
元気で過ごしていますように
同じ空の下のどこか
互いの名前は知らなくても 夢見ていれば
僕たちは出会うはずだから
世界が許すかぎりの
僕のすべての偶然を集めてすれ違う日
僕が君を見つけるから
出会うその日まで どうかお元気で
（拙訳）
10代の夢見る少年ではなく、厳しい芸能界を生き抜いてきた30代のお兄さんが、こんなピュアで一途な歌詞を書けるのか！？！？とあまりの尊さに涙。さらにイェソン兄さんが「運命の人というものを信じているから一度も合コンに行ったことがない」と言っているのを知ってしまい、そんな最高なことあるんだ………と一気に好きになりました。
そしてついに日本語の曲に辿り着きました。
これまた「街中ですれ違った女の子に一目惚れし、その後カフェに入ったら偶然にもその女の子が働いていた」という運命的なストーリーなんですよね。そしてその女の子とたくさんの思い出を作っていく（という妄想をする）んです。
そのストーリーの可愛らしさもさることながら、私が一番沸いたのは「イェソン兄さん、ほんとにおててがちっちゃいんだ～～～～～！！！！！」という点でした（なんで？）
イェソン兄さんの手が小さいという情報はもともと知っていたんですが、MVに登場する女の子と手の大きさがマジで同じなんですよ。「頭ではわかっていた情報をいざ目の前で見せられると死ぬタイプのオタク」なので、もう刺さりに刺さりまくりました。
というわけで私のスジュ人生が始まったのはイェソン兄さんのおかげです。本当にありがとう。このご恩は忘れません。
さて、そんなこんなで迎えた5月31日。そう、Beyond the SUPER SHOWの日です。
ビビりで引きこもりのオタクなので、実は人生で一度もライブというものに行ったことがありません。というわけでこの日が私にとって「初スパショ」にして「初ライブ」でした。
ドキドキしながらPCの前に座った私の目に飛び込んできたのは、青いマントを纏ったお兄さんたちの姿。その瞬間からリアルに開いた口が塞がらなくなり、一曲目のSUPERMANが終わるまでずっと呼吸も忘れて画面にかじりついていました。
待ってくれ。こんなに最高なパフォーマンスがこの世に存在していていいのか。一曲ごとに15分休憩を挟んでくれ。オタクのキャパを考えてくれ。
とうわごとのように呟きながら二時間のライブを見終える頃には、骨の髄までSUPER JUNIORのファンになっていたのでした。
いまではこんな記事を書くレベルの立派なオタクです。おめでとう。
さて、ここまでお読みくださった皆さんは「イトゥクから入ってイェソンペンになったのね」とお思いのことでしょう。ところがどっこい驚くなかれ。推しが決まらないんですよ。
だって スジュ、全員魅力的すぎません？？？？？どっちを向いても最高なアイドルしかいないうえに、集合すると魅力が累乗されていくんですよ。そんなん推しが決まるわけがなかった。
いまのところ、「いちばん顔とパフォーマンスが好きなのはイトゥクさん」「いちばん布教しがいがあるのはイェソンさん」という感じです。なおこの記事を書いている9月5日現在、D&Eという最高コンテンツが日々滝のように供給されているため「ウニョクちゃん何してもかわいい；；；；無理；；；；」なオタクになりつつあります。
いずれ誰かひとりに落ち着くのか、それともずっと箱推しでいつづけるのかはわかりませんが、なんにせよスジュは最高なのでこれからも応援していこうと思います。
お兄さんたち、何歳になっても元気で愉快なお兄さんでいてください。愛してるよ！
SUPER JUNIORはいいぞ
口笛はなぜ 遠くまで聞こえるの
推しグルはなぜ 気づくと増えてるの
いや本当に教えてほしい。
GOT7というKPOPアイドルを推して一年、なんかこっちの方からいい匂いがする……とフラフラ足を踏み入れた新しい沼。ちょっと見学のつもりが完全につむじまで浸かってしまいました。毎日ハッピーです。
というわけで、今回はSUPER JUNIORの紹介をしていきます。
アガセの皆様→悪いこと言わないから読んでいってください。
エルプの皆様→ド新規の戯言ですが石を投げないでください。
アガセとかエルプとか何語だよって思ってる皆様→今ならなんと！GOT7とSUPER JUNIORの紹介記事がセットで無料！一気に沼を増やせるチャンス！！！！！
こんな感じのテンションと語彙力でお届けします。それではどうぞ。
SUPER JUNIOR
スーパージュニア、略してスジュ。2005年デビューの超ベテランKPOPアイドルです。
平均年齢34.33歳（2020年8月現在）。全然JUNIORじゃねえじゃんというツッコミをしばしば受けていますが（まあほら、少年隊とかKinki Kidsみたいなもんだよ）、いろいろとSUPERなことは間違いない。
何がどうSUPERかというと、まず何と言ってもうるさい。これに尽きます。
東方神起、EXO、SHINee、少女時代………錚々たるアイドルが並ぶSMエンターテインメントという事務所の中で、個性を出すためにはどうするか？そうだ、バラエティに特化しよう！！！
こうして出来上がったのが、本業は芸人と名高いSUPER JUNIORです。
バラエティでは身体を張りまくり（氷水ダイブ？任せてください！）、コンサートでは女装を欠かさず、生放送をすれば字幕職人泣かせのカオスな会話。スジュのやかましさは誰にも止められない。リーダーに胃薬とか差し入れたいレベル。だって誰もリーダーの話聞いてないんだもの。
10年にわたる兵役期間と各自のソロスケジュールが重なって、全員が一堂に会することはほとんどないにもかかわらず、いつでもMAXでやかましい。それがスジュ。
しかし、いざステージに乗ると爆イケお兄さんに変身するんですねこれが。そんなん大半のグループがそうじゃねえかと言われるとそうなんだけど。オタクはみんなギャップに弱いって古事記にも書いてあるので……（？）
まあまあ、悪いこと言わないからとりあえずこの辺の動画から摂取していきましょう。スタイリッシュ系とわちゃわちゃ系の2曲です。
ね？爆イケお兄さんだったでしょ？そうなんですよ。
SUPER JUNIORのアピールポイントはたくさんありますが、兵役が終わっているというのが最大の魅力。KPOPアイドルを推すうえで避けては通れないのが兵役です。必ず戻ってくるとはいえ、２年弱のお別れはやはり寂しいもの。その点スジュは末っ子まで兵役を終えているので、「あの子はいつ兵役行っちゃうのかな……」とヒヤヒヤすることもありません。
もうひとつ、スジュの特筆すべき点として、個人のYouTubeチャンネルが活発なことがあげられます。なんとメンバー9人のうち7人がYouTuberという驚異的なパーセンテージ。料理する子あり、機材を紹介する子あり、美意識高めのvlogをする子あり……と動画内容はメンバーによって全く違うので、個性をつかむにはちょうどいいかもしれません（詳細はメンバー紹介に貼っておきます）。
ファンのことはELF（エルプ）と呼びます。Ever Lasting Friendsの略らしいです。早い話がズッ友ってことですね。歌詞に「妖精たち」とか「とんがり耳」とか出てきたらそれはファンのことを指しています。
スジュはたぶん日本でもそこそこの知名度があると思うのですが、あまりにも歴史が長すぎるのと、なにせ人数変遷がややこしいので初見にとっての敷居が高い。そのへんは大先輩エルプが説明してくださってる記事があるので貼っておきます（always 他力本願）。
というかこの記事を読めば私の記事を読む必要もないくらいなのですが、自分の言葉で語りたいオタクなので許してください………
ざっくり言えば、13人組だったものが諸々の事情を経ていまでは9人で活動しています。あと順繰りに兵役に行ったり他スケジュールで欠席したりしているため、とにかく全員揃ってる画像を探すのが難しい………。メンバー紹介の画像も時期がバラバラですがそのあたりはお許しください。
それでは、現在活動している9人を年齢順に紹介していきます。
メンバー紹介
イトゥク（パク・ジョンス）
見た目は美魔女！中身はかまちょ！
最年長にしてスジュのリーダー。美魔女とかタカラジェンヌとかローラ○ドとか言われ（私が呼んでるだけ）、アラフォーと思えぬ美貌をほしいままにしていらっしゃいます。なお中身はとっても真面目で責任感の強いザ・リーダー。先述のとおり自由奔放すぎるスジュのメンバーたちをどうにかこうにかまとめています。みんな話聞いてあげて……。
しかし、ただのしっかり者かというとそんなこともなく（だってスジュの一員だもの）、やたらとみんなの気を引きたがるため「관종」（かまってちゃん、目立ちたがり屋）というあだ名がつくほど。喋ることが大好きで、最近では毎日のように自宅からYouTube配信をしています。モノマネや一発芸もしょっちゅう披露しており、メンバーからはおおむね生暖かい目で見られています。
アイドル業のかたわら、司会業もバリバリこなします。とにかく仕切りたがりで、カメラさえあればそこは彼の独壇場。ゲストとして出演したバラエティでも勝手に仕切り始めたりするため、メンバーからは「司会病」と揶揄されていたり……。でも、授賞式などここぞという場のスピーチは一級品です。
顔立ちだけ見ると華奢な雰囲気があるものの、実はかなり鍛えており、ステージやグラビアでやたら脱ぐ担当でもあります。衣装も一人だけスケスケだったり布が少なかったりで風邪ひきそう。
最年長ゆえか爺と呼ばれることも多く、よく体力を心配されているイトゥクさん。でもパフォーマンスは誰よりも全力です。たまに首がもげないか心配になるレベル。
マルチーズを飼っており、「シンクン（胸キュン）」と名付けるほどの溺愛ぶり。彼のYouTubeにもよく出演しています。
ヒチョル（キム・ヒチョル）
世界一顔の良いヲタク
スジュは知らなくてもヒチョルは知ってる、という人もいるほど、メンバー内では知名度ナンバーワン。数々のバラエティでレギュラーを務め、その盛り上げ力は折り紙つき。もはや本業は何だっけ？というレベルです（スジュにありがちなこと）。
（アガセのみなさん、このときの司会がヒチョルです）
しかし、バラエティ班とは思えないほどとにかく顔面が麗しく、パーツひとつひとつがはっきりした美人さん。本人も「この顔に生まれてよかった」と発言するほど、自他共に認めるビジュアル担当です。そのせいかやたらと女装させられており（本人もノリノリ）、またこれが似合い過ぎているため数多のファンが「女やめよ………」と血涙を流しているとかいないとか。
交通事故の後遺症で激しいダンスができないため、ステージにいなかったり、終盤から登場したりすることがよくあります。でもいざ登場するとオーラがすごいのでプラマイゼロどころかプラス5000くらいになる。
性格は超絶マイペースで、他人と違う意見でも思ったことはハッキリ言うタイプです。若い頃は触れるものみな傷つけるギザギザハート（古い）でしたが、メンバーによれば最近はかなり丸くなったとのこと。
根っからのアニメ・ゲーム好きとしても知られ、エヴァやらラブライブやらのグッズTシャツを愛用していることで有名です。先日のYouTube配信中には「にっこにっこにー♡あなたのハートにニコニコニー♡笑顔届ける矢z……」と着信音が鳴り響き、ファンを爆笑の渦に巻き込みました。ガールズグループにもやたらと詳しく、TWICEやITZY（※別事務所）の曲を完璧に踊りこなしたりしています。お前はいったい何エンターテインメントなんだ。
イェソン（キム・ジョンウン）
キムジョンウンさんじゅうななさい
10代のグループに紛れ込んでてもバレなさそうな童顔ですが、これでも35歳。スジュの誇るメインボーカル、イェソン兄さんです（最年長でもないのにファンから兄さんと呼ばれている）。「芸術家の声帯」という意味の芸名にふさわしく、唯一無二の美声と圧倒的歌唱力を持ち、ソロでも活躍しています。
真っ白お肌に切れ長の目、どこかアンニュイな雰囲気が特徴です。ファッション、自撮り、加工には誰よりもこだわり、そのへんの女子大生より頻繁にインスタを更新しています。他メンバーの写真もたくさん投下してくれるため、ファンにとってはありがたい供給源です。ファンの撮った写真までチェックするエゴサの鬼でもあります。
テンションの上下が激しく、まったく喋らないかと思えば突然大爆笑したり、ニコニコしていたかと思えば急にブチギレたりするという、なかなか掴めない性格の持ち主。その激情ぶりから「狂犬」と呼ばれたりしますが、基本的には寛大で面倒見のいいお兄さんです。年下メンバーをかわいがるものの、相手にされなかったり逆にいじり倒されたりと、不憫な面が目立ちます。
お揃いの指輪を作ってメンバーみんなにプレゼントするというロマンチックな一面もあります。そんなグループ愛の深いイェソン兄さんですが、メンバーからは手が小さいだのダンスが下手だの涙もろいだのといじられまくっており、やっぱり不憫。本名のせいで「この人が新しい総書記です」と海外の新聞で誤報道された………というベストオブ不憫エピソードも持っています。
彼のソロ曲「Eat’s OK」は全オタク必聴の名曲です。要約すると「ダイエットなんて気にしないでお腹いっぱい食べてね」という自己肯定感爆上げソング。「服がキツい？それは服が悪いんだよ」（意訳）というパワーワードを美しい癒しボイスで歌い上げます。
シンドン（シン・ドンヒ）
常識外れの常識人
「え、このぽっちゃりした人もアイドルなの？」そうです、それがシンドンです。
誰が見ても最初に目が行くメンバー、ということを逆手にとって「スジュのビジュアル担当」を自称するシンドンは、めちゃくちゃ歌って踊れる実力派アイドル。とくにダンスのキレは抜群で、事務所の新人はまずシンドンのダンス映像を見て学ぶんだとか。
ダンスのレパートリーも多く、往年の名曲からガールズグループの最新曲にいたるまで幅広くこなします。振り付けの完璧なコピーというよりも「それっぽさ」を出すのが抜群にうまく、特徴をつかんだ手足の動きと顔芸で笑かしに来ます（シンドン love shot で検索）。
アイドルの常識をぶち破る体型でありながら、中身はおそらくグループ一の常識人。頭の回転も速く、どんなトークでも拾って場を盛り上げてくれるので、メンバーからも一目置かれています。We have シンドン！
映像系のセンスがずば抜けており、メンバーを撮影してMVを作ったり、コンサートの演出をやったりしています。とにかく新しいものが好きなのか、よく最新の撮影機材を買ってはYouTubeで紹介してくれます。機械系全般が得意で、機械音痴なメンバーたち（主にイトゥク爺）のサポートセンターと化しているようです。
最近30㎏の減量（！）に成功し、別人のようにほっそりしました。理由は見た目云々とかではなく「このままだと40代で死にかねないと医者に言われたから」。もともと100㎏以上あったそうで、逆になぜそれであんなに踊れていたんだ………？？？不思議です。
痩せたとはいえ、食いしん坊キャラは相変わらず。いっぱい食べる君が好き。カロリ○ット○ァンケルのCMお待ちしております。
ウニョク（イ・ヒョクチェ）
歌って踊れるカタクチイワシ
スーパージュニアきってのダンス担当、ウニョク。とにかく手足が長くて華奢なのでダンスがたいへん映えます。曲のリズムにパキッと合ったキレキレの動作は爽快そのもの。ウニョクのFancamでご飯何杯でもいけるというエルプも多いんじゃないでしょうか。またラップ担当でもあり、自らラップ詞を書くことも。ソロ曲「Dear. Two」の超高速ラップは必聴です。
演出家としての才能も持ち、最近では自分たちのコンサート演出にとどまらず、後輩グループのコンサートまで手掛けています。
メンバー内ではかなりよく食べるほうですが、食べても太れない体質らしくずっと華奢な体型を維持しています。あまりにも細いのでミョルチ（カタクチイワシの意）という異名を持っているほど。（スジュには動物系のあだ名持ちがやたら多い）
いたずらやちょっかいが大好きで、メンバーをおちょくっては楽しんでいます（主な被害者は狂犬イェソン）。あまりにもしつこいのでよくシメられていますが、逆襲に遭ってもまったくめげないため、トム＆ジェリーのジェリー役とも呼ばれています。しかし当の本人はやや天然な面もあり、なんでも信じてしまうのでよくメンバーにだまされているとか。
漢江（ソウル市内を流れる大きな川）沿いの超高級マンションに住んでいましたが、「一人暮らしは人の気配がしなさすぎて寂しい」という理由でメンバーの住む宿舎に戻った……なんていう、寂しがり屋のウサギさんみたいなエピソードも。イワシなんだかネズミなんだかウサギなんだか分かりませんが、とりあえず小動物と覚えておけば間違いないでしょう。
4月から「週刊アイドル」の司会に就任しました。初回ゲストは他ならぬGOT7！ただの私得である。
初司会がこの回とか最初からクライマックスすぎん？
ドンヘ（イ・ドンヘ）
見てくださいこの綺麗な顔！
おっといけません、テレ東の通販番組になってしまいました。このイケメンを今ならお安く……どころかYouTubeやらSNSやらで無限に浴びることができます。送料無料どころの騒ぎではない。そんな圧倒的ビジュアルの良さと、無意識に醸し出す彼氏感で熱い人気を誇る、「みんなの彼氏」ことドンヘ。趣味は写真、ギターが弾ける、バスケが得意、子供が大好き……とこの世のモテ要素を網羅したような男です。
バラエティ班と言われるスジュにおいて、喋らない・カメラが苦手・とにかく照れ屋、という異色の存在。他がやかましすぎるのでこの子が喋らないくらいで丁度いい説もあるけど。嘘をつくのも苦手で、ライアーゲーム（日本でいう人狼）などをやるとすぐボロを出すためアホの子扱いを受けています。みんなが喋っている中ひとりだけ異世界に旅立っていることが多く、「話聞いてます？」と突っ込まれることもしょっちゅう。最近ではいじられキャラとしての位置を確立しつつあるようです。
ドンヘの辞書に「パーソナルスペース」という単語はあるのか？と聞きたくなるレベルでスキンシップが激しめ。グループ内では背が小さいこともあって、すぐ誰かに抱きついたり肩にもたれかかったりしています。どう見てもこの子が末っ子。
グループ随一の豊かな感性を持ち、たくさんの名曲を書いています。とくに8thアルバムに収録された「One more chance（雨のように行かないで）」は、タイトル曲でないにもかかわらずMVが存在するレベルの人気曲です。
別で記事にしたいぐらいの名曲。ぜひ聴いてください
筋トレが大好きで、自分のYouTubeでも筋トレ動画をあげたり、スムージーを作って飲むだけの動画をあげたりしています。筋肉のためなのか単に好物なのか、やたらとアボカドばかり食べており、彼のインスタの名物と化しています。
シウォン（チェ・シウォン）
馬の☆プリンスさまっ♪
圧の強めな顔立ち（褒めています）とグループ一の長身で、スジュのKPOPっぽさを担っているともいえるシウォン。彫刻のような整ったお顔で、映画やドラマでも活躍し海外を飛び回る「スジュの顔」です。ぱっと見貫禄があるので年上組に見えますが、これでも末っ子組の仲間。また、表情がたいへん豊かで顔芸も極めています。これぞ顔面偏差値の無駄遣い。
馬顔ということでファンやメンバーからは「馬」と呼ばれ、公式も本人もネタにしています。馬のハリボテでステージに登場したこともあり、やはりバラエティアイドルの血は争えません。ちなみに、シウォンの沼に落ちることを「落馬」と呼びます（本人公認）。
貿易会社の御曹司で実家は大変な大金持ちという、どこのうた○リ？と聞きたくなるような出自。馬とか呼んでて大丈夫なんだろうか……。よく金持ちキャラ扱いされていますが、本人はいたって謙虚。教会に通うクリスチャンであり、またよくユニセフなどのボランティア活動にも参加しています。「No challenge? No change!」をスローガンに掲げており、メンバーには「将来は政治家か？」といじられています。
タキシードやスーツがよく似合うシウォンですが、”脱ぐとすごい”メンバーのひとり。ライブではよくタンクトップ一枚になって筋肉美を披露しています。スポーツや筋トレが好きで年々ムキムキになっており、ますますサラブレッド感が。
食事の場では率先して飲み物を配る、メンバーをさりげなくエスコートする、といった日頃のジェントルマンぶりから育ちの良さがうかがえる一方、なぜかメンバーとの距離感がバグっており、気づくと誰かの肩に腕を回しています。シウォンに肩を抱かれるとなぜかみんな乙女っぽく見えるという謎現象、誰か名前をつけてくれませんかね。
リョウク（キム・リョウク）
マシュマロの擬人化
まっしろもちもち、小動物っぽい愛らしいルックスが特徴のリョウク。メンバー内では最も身長が低く、またデビュー時は最年少だったこともあって「ザ・末っ子」の立ち位置を占めています。指ハートや投げキッスはお手の物、メンバーに可愛らしく甘える姿もよく見せてくれる、スジュのキュート担当です。
よく伸びるハイトーンボイスの美声を持ち、メインボーカル三人衆の高音担当として活躍中。リョウクの高音が加わることで曲の雰囲気がピシッと締まります。歌声もさることながら、一度聞くと耳から離れないクセの強めな高笑いも特徴です。アーーーッハッハッハッハ
見た目や仕草は天使のように可愛いリョウクですが、性格はむしろ小悪魔。ぽんこつな年上組に毒を吐きまくり、まったく話を聞いていないこともよくあります。とある番組にて焼肉店で撮影していたときは、年上メンバーたちの真剣な話をよそに一人で肉を注文しまくるマイペースさを見せました。でもなんだかんだ持ち前のあざとさですべてが許されています。カワイイは正義。
小悪魔っぽい面ばかり書いてしまいましたが、他メンバーの個人スケジュールを熱心に応援しに行ったり、コンサートの時には怪我をしているメンバーをさりげなくサポートしたりと、視野が広くて心の優しい末っ子です。
メンバーでは唯一SNSをやっていませんが、代わりにYouTubeチャンネル「リョウクのアジト」でVlogを投稿しています。レコーディング風景・ダンス練習・ツアー先の食事といったメンバーたちの舞台裏を見せてくれるほか、スキンケアやお菓子作りなどのおうちコンテンツも盛りだくさん。編集もシンプルかつお洒落で、見ているこっちまで丁寧な暮らしに近づける（気がする）チャンネルです。
キュヒョン（チョ・ギュヒョン）
元祖・ブラックマンネ
スジュのマンネ（末っ子）であるキュヒョン。グループ内で１，２を争う背の高さと、年上たちへの不遜すぎる態度が相まって「ブラックマンネ」「マンネ・オン・トップ」と呼ばれています。途中加入メンバーであったため、初期は先輩メンバーに気を遣って萎縮していたようですが、15年経ったいまではそんな遠慮もどこへやら。最近はすっかり毒舌キャラで有名です。
メインボーカル三人衆の一角として美声と歌唱力には定評があり、耳に残るメッセージ性の強い歌からしっとり系のバラードまで幅広くこなします。ソロ曲を多数リリースしているほか、ミュージカル俳優としても活躍中。
目力強めのつぶらな瞳を持ち、コロコロと変化する表情は見ていて飽きません。「にぱっ」という効果音がつきそうな華やかな笑顔も彼の特徴。基本的にリアクションがオーバー気味で、握りこぶしが入りそうなぐらい口をあんぐり開けたり、大げさに眉をしかめながら頭を抱えたりします。キュヒョンの表情だけ集めたLINEスタンプとか欲しい。全40種くらいの。
「元祖・ブラックマンネ」とご紹介した通り、年上にもまったく物怖じせずズバズバ切り込んでいく、下剋上上等！な末っ子です。その切れ味鋭い毒舌ぶりに兄たちはたじたじ。 トーク回しもしっかりしているので、あまりマンネらしくない……と思われがちですが、兄たちはそんなキュヒョンがかわいくて仕方ないらしく「ギュ！ギュ！」と呼んで構い倒しています。
個人のYouTubeチャンネルでは、趣味の料理を披露したりお酒を飲んだりしつつファンとお喋りしてくれます。酒豪としても有名で、自宅の品揃えはちょっとしたワイナリーが開けそうなレベルです。
9人分めいっぱい書いたらめちゃくちゃ長くなってしまいました。すみません。この辺でもう一回復習しておきます。
イトゥク・イェソン・シンドン
ウニョク・ドンヘ・ヒチョル
シウォン・リョウク・キュヒョン
と並んでいます。どうですか？見分けついてきましたか？
ところで、スジュは大人数グループということもあり、個人活動やユニット活動が盛んです。ということでついでにユニットも紹介していきます。
ユニット紹介
KRY（キュヒョン、リョウク、イェソン）
スジュの誇るメインボーカルを集めた、歌唱力で殴る系ユニット。バラードを歌わせたら右に出る者はいません。癖がなく澄んだ歌声を持つキュヒョン、よく伸びる高音ボイスのリョウク、独特のハスキーボイスが魅力的なイェソン、と守備範囲の異なる3人を掛け合わせることで最強ユニットと化しています。実は彼らがKPOP史上初の「グループ内ユニット」なんだとか。
末っ子2人＋年上1人という構成なので、基本的にイェソン兄さんが親のように見守っていることが多いのですが、なにせ相手は生粋のブラックマンネ×2。嬉々として兄をいじり倒すキュヒョン＆リョウクと、苦笑しつつも世話を焼くイェソン兄さん……というのがお馴染みの構図です。
6月に「When We Were Us（青く輝いた僕らの季節）」というアルバムをリリースしました。なんと6曲中3曲も映像を付けてくれるという福利厚生ぶり。せっかくなので全部貼っておきます。歌唱力で殴られたいときにおすすめです。
D&E（ドンヘ、ウニョク）
メインダンサー2人のパフォーマンス特化型ユニット。かたや甘いハスキーボイスを持ち作詞作曲に長けたドンヘ、かたや爽やかボイスでラップをこなしステージ演出に長けたウニョク、と正反対の才能を補完しあっています。とにかく二人とも「魅せる」ダンスが上手いので見応え抜群です。
同い年ということもあって絆が深く、仲良しエピソードを列挙したらちょっとした文学全集くらいの厚みになりそうなほど。今年のウニョクの誕生日にはドンヘが「自分とお揃いのトレーナー＆スニーカー＆リップクリーム」をプレゼントするという衝撃映像が配信されました。もはやファンは置いてけぼり。「相棒」「バディ」「シンメ」等の単語がお好きな方、間違いなく刺さります。
爽やか系からゴリゴリ系、頭を空っぽにして盛り上がれるトンチキ曲まで幅広くこなせるお兄さんたちです。
爽やか系
ゴリゴリ系
トンチキ系
そんなD&E、8月に新曲を出しますのでいまから履修すれば間に合います（夏期講習？）
新曲「B.A.D」がリリースされました！！！！！サムネからお分かりのとおりリアル白馬の王子様が登場しますので全人類視聴してください。よろしくお願いします。
いや～～～普通に１万字超えてますね。最後までお読みいただいた方、お疲れ様でした……。ありがとうございます。
「KPOPは全然知りません」という人も！「スジュ？名前は聞いたことあるけど……」という人も！「あー昔好きだったわ」という人も！やかましくて愉快でかわいくて格好いい、そんなSUPER JUNIORをよろしくお願いします。
